ダイエット

体重計に乗るだけ!自動で記録してくれるアプリ

体重計に立つ青年と明るい室内
むー

体重を毎日記録しようと思っても、3日坊主で終わってしまう経験はありませんか?

ノートに書く、アプリに手入力する、どれも最初の1週間は続くのですが、忙しい日が2〜3日続くと「まあいいか」となり、そのまま記録が途絶えてしまう。そんな経験をした人もいるかと思います。

この記事では、「体重計に乗るだけで、スプレッドシートまでデータが流れる仕組み」を作った過程を紹介します。使った体重計はオムロンのHN-300T2ですが、この記事の主役はむしろ「どう続く仕組みを作ったか」というノウハウの部分です。記録が続かず悩んでいる方の参考になれば幸いです。

なぜ「記録」ではなく「自動化」にこだわったのか

体重記録が続かない一番の理由は、意志の弱さではなく「手間」だと考えています。乗る→数字を見る→どこかに書き込む、という3ステップのうち、「乗る」だけにすれば、手間をかなり省けるので続けられると考えました。

であれば、「数字を見る」「書き込む」を仕組みの外に出してしまえばいい。乗った瞬間にデータが飛んでいき、あとは1〜2週間ごとにグラフを眺めるだけ、という状態を目指しました。

選んだ体重計:オムロン HN-300T2

探していた条件は3つです。

  • Bluetoothで自動的にスマホへ転送されること(手動同期は結局忘れる)
  • 体重だけを測るシンプルなモデルであること(体組成計は測定に時間がかかり、乗ること自体が面倒になりがち)
  • 価格が手頃であること

この条件に合ったのがHN-300T2でした。体重だけを測定し、測定結果はスマホに自動転送されるため、記録の手間がかからないのが特徴です。スマートフォンのBluetoothをオンにして体重計に乗るだけで、自動的にデータの転送が始まります。転送された測定データは健康管理アプリ「OMRON connect」に記録され、アプリに登録した身長からBMIも自動的に計算されます。これはアプリを起動していなくても、後から受信できます。

ここで少し、受け皿となる「OMRON connect」というアプリについても触れておきます。これは体重計専用のアプリではなく、血圧計や体脂肪計、体温計、活動量計など幅広いオムロン製の測定機器に対応した無料の健康管理アプリです。記録したデータはグラフの表示単位を日・週・月・年で切り替えて確認できるため、短期的な変動だけでなく長期的な傾向もアプリ上でひと目で把握できます。今回はこのアプリに蓄積された体重データをCSVとして書き出し、スプレッドシート側に取り込むという形で活用しています。

本体上面にボタンがなく、乗るだけで電源が入る設計になっている点も、日々使う上での心理的なハードルを下げてくれました。「操作する」というワンクッションがないだけで、朝の忙しい時間でも自然と続けられています。

データの流れ:体重計からスプレッドシートまで

自動化の全体像は次のとおりです。

  1. HN-300T2に乗る(電源ON〜測定〜転送まで自動)
  2. 「OMRON connect」アプリにデータが蓄積される

――ここまでは自動的に毎日行われ、ここから先は1〜2週間ごとに自分で行う――

  1. アプリの出力機能でCSVファイルを書き出す
  2. CSVをGoogleスプレッドシートに取り込む
  3. スプレッドシート側で7日移動平均などを自動計算

3の「CSV出力」は、グラフ画面右上のメニューから「測定結果出力」を選び、期間を指定するとCSVファイル形式で書き出せる仕組みです。書き出したファイルはメールに添付して自分のパソコンに送る形になるため、完全な自動連携ではありませんが、1〜2週間ごとにまとめて取り込む運用であれば十分に「手間を感じない」範囲に収まります。

なお、OMRON connectはApple ヘルスケアやGoogle ヘルスコネクトなど、50以上の外部アプリともデータ連携できる仕組みを持っています。ここを経由してZapierやGoogle Apps Scriptなどで完全自動化する道も理論上は考えられますが、まず「CSVを取り込む」というシンプルな運用から始めています。過度に複雑な仕組みにすると、それ自体のメンテナンスが新たな挫折要因になりかねないためです。

スプレッドシートの設計で工夫した2点

1. 7日移動平均で「その日の数字」に一喜一憂しない

体重は水分量や食事内容、排泄のタイミングなどで1日に1〜2kg程度は普通に変動します。この日々のブレをそのままグラフにすると、増えた日に落ち込み、減った日に安心する、というノイズに振り回される記録になってしまいます。

そこでスプレッドシートには、日々の実測値とは別に「直近7日間の平均値」を自動計算する列を用意しました。関数としてはシンプルに、対象日を含む直近7日分のセル範囲を AVERAGE 関数で平均するだけですが、これをグラフの主役に据えることで、短期的な増減ではなく「トレンドとして減っているか、増えているか」が一目で分かるようになります。

2. 日付を自動判定させる

CSVを1〜2週間ごとに取り込む運用にしたので、「今日の日付の行はどこか」を毎回目視で探すのは地味にストレスでした。そこで、シート内の今日の日付に該当する行を関数で自動的にハイライト、あるいは参照できるようにしています。基本的な考え方は、TODAY() 関数で今日の日付を取得し、日付列と照合して該当行を条件付き書式やINDEX/MATCH関数で拾い上げる、というものです。これにより「最新の記録はどこまで入っているか」を開いた瞬間に確認できます。

テンプレートの入手方法

今回作成したスプレッドシートは、以下のリンクからご自身のGoogleアカウントにコピーして使っていただけます。

▼体重管理スプレッドシート テンプレート
テンプレートをコピーして使う

使い方は次の3ステップです。

  1. 上のリンクを開くと「コピーを作成しますか?」というダイアログが表示されるので、「コピーを作成」を選択
  2. ご自身のGoogleドライブにコピーが保存される
  3. OMRON connectから出力したCSVの数値を、日付ごとに「体重」列へ貼り付ける(7日移動平均と日付判定は自動で計算されます)

体重計の機種は問いません。手入力派の方でも、CSVがなくても、日々の数値さえ入力すれば同じ仕組みで移動平均を確認できます。

使ってみて変わったこと

一番の変化は、「今日は測るのが面倒だから明日でいいや」という選択肢自体がなくなったことです。乗るという行為と記録という行為が分離していないので、サボる余地がありません。

また、7日移動平均をグラフの主役にしたことで、体重が1日増えただけで気分が沈むことがなくなりました。ダイエットや体重管理でありがちな「昨日は頑張ったのに今日は増えていてやる気を失う」というサイクルから距離を置けるようになったのは、想像以上に大きな効果でした。

そもそも、毎日体重計の数字を見て一喜一憂する必要自体がなくなった、というのも大きな変化です。乗って記録するところまでは自動で終わっているので、数字を確認するのは1〜2週間ごとにグラフをまとめて見るときだけで十分になりました。日々の変動に振り回されず、「前回より下がっているか」というトレンドだけを追えばいいので、体重管理そのものに対する心理的な負担がかなり軽くなったと感じています。

まとめ

体重記録が続かないのは、多くの場合「意志が弱いから」ではなく「手間が発生する設計になっているから」です。乗るだけで自動的にデータが飛ぶ体重計と、そのデータを迎え入れる側の仕組み(移動平均・日付自動判定)をセットで用意することで、記録という行為そのものを「頑張らなくても続くもの」に変えることができます。

体重管理を仕組み化したい方は、ぜひテンプレートを活用してみてください。

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むー
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歯科医師・ブロガー
生活に寄り添って、豊かな生活が送れるような情報を発信しようとブログ運営をしております。できるだけ正確で役にたつ情報を、かんたんに便利に使えるように模索しています。
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